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ステロイドの効果と役割

アトピー性皮膚炎

ステロイドは、アトピー性皮膚炎の治療によく用いられる薬です。情報が氾濫し、ちまたではステロイドに対する様々な情報であふれています。

ではアトピー性皮膚炎の患者さんは、ステロイドとどのように向き合ったらよいのでしょうか。
もっとも大切なことは、ステロイドの持つ良い効果と悪い効果を、きちんと理解して使用することです。

副作用が怖いといって、アトピー性皮膚炎の痒みで苦しむ患者さんにステロイド剤を使わず、
悪化した皮膚炎を放置するのは酷なことです。

痒くて夜も眠れない、かきむしったから体中が血だらけ傷だらけ、だから学校や会社にも行きにくくなる。こういった状況や精神的ストレスのほうが苦痛です。

まずは、痒くて体中をかきむしり、自分で自分の皮膚を傷つけてしまうという悪循環をとめてあげることが先決です。

ステロイドには湿疹や皮膚の炎症を抑える効果があります。
またステロイドは対症療法ですから、アトピー性皮膚炎の根治治療にはなりません。

ですから、ステロイドを適切に使用して 「 夜はなんとか眠れる 」 、 「皮膚にかき傷をつくらない 」
といった程度に痒みの症状をコントロールし、次第にステロイドを使わないでも済むようにする姿勢が大切です。

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